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初心者でもキレイに貼れる!卓球ラケットラバーの貼り付けとコツ

ラバー

卓球を始めるにはラケットとラバーをそれぞれ揃えて、それらを貼り合わせる必要があります。

ですがラバーの貼り付け方がわからなかったり、分かっていても上手く出来ない方も中にはいらっしゃいます。

ここでは初心者の方でもキレイに貼れる元卓球専門店スタッフによるラケットラバーの貼り付けコツをご紹介します!

栄喜シャチ
栄喜シャチ

お店でラバーを貼ってもらうことも出来ますが、自分で貼れるようになったら後々便利なので覚えておいて損はないです!

貼り付け前の準備

貼り付に必要な道具は上の画像のとおりです。

クリップスポンジやハサミ、ローラーなどは特にコレといった指定はありませんが、接着剤に関しては卓球のメーカーが出してるラバー貼り専用の接着剤を必ず使用してください。

※以後接着剤を”グルー”と表記します。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

準備ができたら早速貼り付けしていきましょう!

ラケットラバーの貼り付け方法

大まかなラケットラバーの貼り付け手順を説明すると、「①ラバーにグルーを塗る」、「②ラケットにグルーを塗る」、「③ラバーをラケットに貼り合わせる」、「④ハサミでラバーをカットする」、「⑤サイドテープを巻く」、といった感じです。

注意点としてラバーの貼り付けからカットまで片面ずつ行うことです。

それではそれぞれの手順を詳しく説明していきましょう!

手順①:ラバーにグルーを塗る

◆ラバーのスポンジ面を上向きにしてその上からグルーを出していきます。グルーの量としては500円玉程度が望ましいです。(最初はグルーを延ばすために使用するクリップスポンジに液を吸い取ってしまうので気持ち多めで)

◆グルーをつけたら今度はクリップスポンジでムラなく均等に延ばします。(クリップスポンジは100均で売ってるような食器用スポンジでもOKです)

◆ラバー全体にグルーを延ばしたら乾燥させるために15分程度放置します。(※ドライヤーがあれば乾燥を早めることが出来ます)

◆乾燥してグルーの色が白から透明に変わったら貼り付準備完了です。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

グルーの追加投入はなるべく避けましょう。

先に延ばしたグルーがダマになってしまうことがあり、ラバーを貼り合わせた時に凹凸が発生する原因にもなります。

手順②:ラケットにグルーを塗る

◆先ほどのラバーと同様で、ラケットの表面にグルーを出していきます。

◆クリップスポンジでグルーをムラなく均等に延ばしていきます。(ラケットの縁からグルーがはみ出したら軽く拭きとりましょう)

◆塗り終わったら15分程度乾燥させて透明に変色したら貼り付け準備完了です。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

もし失敗してもグルーが乾燥していれば、手のひらで擦るようにして拭き取ればグルーを取り除くことが出来ます。

ただしラバーだとこの作業が難しいので注意です…!

中ペンラケットのラバー貼り付けポイント

中ペンの場合、持ち手部分を握りやすくするために、フォア面をグリップから1cm程度離してラバーを貼り付けます。

そのためグルーを塗り広げる前にセロハンテープやマスキングテープなどでテープ止めすることで、グルーを塗らない部分の境目がキレイな状態で間隔を作ることができます。

手順③:ラバーをラケットに貼り合わせる

◆ラバーとラケットに塗ったグルーが乾いたらいよいよ貼り付け作業です!ラケットグリップの根本に沿って隙間が出ないようにして貼り合わせていきます。

◆ローラーがあればラケットの下から上へラバーを転がしながら貼っていきます。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

ラバーが伸びないよう力を入れずに貼り合わせていきましょう!

また貼り付け時に空気が入らないようローラーを内から外へ数回転がしてください。

手順④:ハサミでラバーをカットする

◆貼り付け終わったラバーを下に向けてブレードに沿ってカットしていきます。グリップ付近から切り始め、一周するように切り進めます。

◆ラバーを切り終えたら2枚目のラバーを同じ手順で貼り付けていきましょう!

栄喜シャチ
栄喜シャチ

貼り付け作業一番の山場です。

ラバーカットは慎重に行いましょう!

手順⑤:サイドテープを巻く

◆両面貼り終えたら最後の仕上げ、サイドテープを巻いて完成です!サイドテープはラバーのスポンジまで被える幅が望ましいです。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

サイドテープはラバー剥がれやキズなどから守るためにあります。

テープ幅は基本10mmを選んでおけば大丈夫ですが、ラバーの厚さやラケットブレードの厚みによってサイドテープの幅は変わりますので確認しておきましょう!

初心者でもキレイに貼り付けするコツ

これまでの手順の中でキレイに貼り付けるポイントがいくつか存在します。

キレイな貼り付けを行うに辺り、ポイントとなる要素を説明しますね。

ポイント①:グルーについて

卓球のグルーには「サラサラした液体タイプ」と「ドロドロした粘液タイプ」の2つありますが、初めて使うときは「サラサラした液状タイプ」のグルーをおすすめします。

理由は扱いやすさにあり、乾きやすさやグルーを延ばしやすい特徴があります。

サラサラタイプのグルーは以下の通りです。

商品名(容量)メーカー価格(税込)
フリーチャックⅡ(20ml)バタフライ440円
のり助さん(40ml)ヤサカ990円
ターボ-FIX(37ml)アンドロ2,090円
栄喜シャチ
栄喜シャチ

ドロドロタイプはグルーが延びにくくムラが出やすいので、初めのうちはサラサラタイプのグルーを使っていきましょう!

ポイント②:グルーの延ばし方

グルーを延ばすときは「ラバーは横方向」、「ラケットは縦方向」に延ばしましょう。

乱雑に延ばしてしまうと均等にならずムラの発生が起こりやすくなるのと、ラバーとラケットで延ばす方向が同じになると貼り合わせた時に凹凸が出やすくなります。

そのためラバーは横、ラケットは縦に延ばして、貼り合わせた時に延ばした筋が網目状になるようにしましょう。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

均等に延ばしても筋状にムラはどうしても発生するものです。

ラバーは横、ラケットは縦に延ばすことで貼り合わせた時にムラが均一になります!

ポイント③:ラバーカットについて

ラバーカットはコツがいるため、慣れないうちは難しいものです。

そのためラバーカットの方法とコツの詳細を別記事よりご参照ください。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

私、シャチが経験してきたノウハウをまとめてますので是非ご参照ください!

まとめ(卓球ラケットラバーの貼り付けは簡単!)

今回は初心者でもキレイに貼り合わせられるラケットラバーの貼り付け方法をご紹介しました。

ラケットラバーは最初に貼ったらそれっきりということはありません。

長く卓球を続けるとステップアップでラケットやラバーを買い替えたり、ラバーが傷んで貼り替えたりすることも増えてきます。

この機会にラケットラバーの貼り方をしっかり覚えていきましょう!

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