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【卓球ラバー】誰でもキレイに切り取れるラバーカットの方法とコツ

ラバー

ラバーを初めて貼り付ける時って緊張しますよね。

1枚5,000円や8,000円の高額な卓球ラバーを、たった一回のカットで使えなくなってしまうような事になったら、2度と切れなくなるほどのショックとトラウマを抱えることになりかねません。

ここでは元卓球専門店スタッフ直伝のキレイに切り取れるラバーカットの方法とコツについて触れていきたいと思います。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

私も手先が不器用で、ラバーカットに失敗して落ち込んだことは一度や二度ではありません。

私の失敗経験を含めてラバーカットのコツをお伝えできればと思います。

卓球ラバーをカットする方法

卓球ラバーを切る手段は2つ。

「ハサミで切る」か、「カッターで切る」かです。

どっちがいいかは好みによって判れますが、最初の内は安全に切れるハサミを使用した方がいいでしょう。

ただどちらにも言えることで、ハサミorカッターであれば何でもいいわけではなく、それぞれラバーカットに適したものがあります。

ラバーカットに適した「ハサミ」

ハサミでラバーを切るにあたり、お勧めするハサミはズバリ「裁ちばさみ」です。

刃渡りが長く適度な重量と切れ味が備わった裁ちばさみであれば、どんなラバーでも難なく切ることが出来ます。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

私もラバーを切るときはいつも裁ちばさみを使ってます!

ラバーカットに適した「カッター」

おすすめするカッターの刃は「刃の幅が大きく黒い刃」です。

よくカッターで白い刃と黒い刃を見たことがあるかと思いますが、この違いは黒い刃がより鋭利であるところです。

ラバーを切ってる途中で折れたり曲がったりしない大きい刃に切れ味の鋭い黒い刃によってキレイに切ることが出来ます。

ハサミで切るコツ

ハサミでキレイに切るコツは刃を大きく開いてゆっくりと切る「刃を完全に閉じない」「切り込み角度は常に一定を保つ」の3点です。

この3点さえ守れば誰でもキレイにラバーカットが出来ます。

ただし注意点もありますので一つずつ見ていきましょう。

刃を大きく開いてゆっくりと切る

一回の切り込みで4センチ以上切り進めて行くと良いでしょう。

小刻みに切っていくと切り込みにムラが出来てしまい、ラバーがガタガタになる原因となってしまうので、大きくゆっくりと切り進めて行きましょう。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

ただし!

大きく切っていくにあたって、最初の切り口でもあるグリップ付近のカーブがキツイ部分に関しては、刃を大きく開けるとグリップが邪魔してしまいますので、その部分だけは2~3回に分けて切り進めてキツいカーブを脱出しましょう。

刃を完全に閉じない

刃を完全に閉じ切らずに切り進めて行きましょう。

切り進めてる途中で刃を完全に閉じてしまうと、次にまた切り進めた時にガタついてしまったりムラが生じやすくなります。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

また刃を閉じた拍子にラバーが剥がれる原因にもなりますので、刃を閉じ切らない事を守っていきましょう。

切り込み角度は常に一定を保つ

角度を一定に保つコツは、ハサミの持ち手動かさないことです。

どういうことかと言うと、ラケットを持つ手を固定してハサミを持つ手を動かして切り進めると手首を曲げるため、切る角度にも影響してしまいます。

そのためラバーカットの際はハサミの持ち手を固定してラケットの持ち手を動かしていきましょう。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

よくある失敗のひとつで刃が内側に傾いて切ってしまうことにより、ラケットを正面から見てラバーのスポンジが見えてしまう現象が起こります。

私が良くやってた失敗ですね。

カッターで切るコツ

カッターで切るコツは「必ずカッターマットを用意」「刃は新しいもの」「刃の角度は30~40度」刃の進行奥から手前の4点です。

早速それぞれのコツを見ていきましょう。

必ずカッターマットを用意する

安全に作業するためにもカッターマットは必要です。

またラケットを置く際にもグリップの厚みでブレードが浮いてしまうため作業台からグリップを出すか本などで段差を作りグリップを浮かせましょう。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

カッターマットはラケットの滑り止めの役目もあるので切ってる最中にズレる心配もありません。

刃は新しいものを

先にお伝えしたカッターの刃は大きく黒い刃を用意することもそうですが、古くなって刃こぼれしたものや錆びてしまったもので切ってしまうとガタつく原因になりますので刃は常に新しいものを使いましょう。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

まずはラバーの端で試し切りしましょう。

刃の角度は30度くらい

切り進める時の刃の角度は30度くらいがおすすめです。

寝かし過ぎるとどこが切れてるかわからなくなってしまったり、刃を立てすぎるとうまく切り進められないことが起こります。

刃の進行は奥から手前へ

切り進める時は奥側から手前に引くようにして切りましょう。

人によって刃の進行方向は様々ですが、手前へ引く理由は力が一定になりやすいからです。

横にして切り進めてしまうと余計な力や角度がどうなってるかわからなくなるので、ラケットを動かしながら切る方向を常に奥から手前を意識しましょう。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

刃を手前に持ってくる分、ケガには十分に注意しましょう。

最初は誰でも失敗する

ここまでラバーカットの方法やコツをお伝えしてきましたが、それでもやはり最初は緊張してしまうもの。

私も始めてラバーを切ったのは中学生の頃でしたが、それはもうガタガタで試合では使い物にならないほどにまでなってしまい、それがトラウマで以降ラバーカットはお店で買って貼り付けまでやってもらうようにしてました…。

だけど今ではネットで買い物する時代になってから自分で切り貼りしなくてはならない状況になって、切り方を調べては失敗してを繰り返してました。

卓球専門店で働いてた時もラバーカットに失敗してラバーを無駄にしてしまい何度上司に怒られたことか…泣

そんな私でも今では綺麗に切ることが出来るようになったのは慣れとコツを掴めたからですね。

最初はほぼセンスの問題ですが、コツさえ掴めば誰でもキレイに切る事は出来ます。

なので皆さんもぜひ当記事を参考にしてラバーカットに挑んでみて下さい。

お店でラバーカットは頼める?

ラバーのカッティングは購入したお店で無料でやってくれるところはありますが、ラケットやラバーを購入しないとラバーカットをサービスしてくれないことが殆どです。

またお店で買わずとも頼めばカットしてくれるところはありますが、カット代として料金が発生することもあります。

最近ではネットショップでラバーやラケットを購入する方も増えたことで自身でラバーを切ることが多くなった分、ラバーカットに悩む人も増えています。

栄喜シャチ
栄喜シャチ

まさに自分もそうで以前までお店で商品を買ってラバーカットも頼んでましたが、ネットでしか買わなくなってから自分でどうにかするしかなかったですね。

まとめ(卓球ラバーカットにチャレンジしてみよう!)

私がよくやってたラバーカットの練習で、切った後に余ったラバーの切れ端をうまくラケットの縁に沿って貼り付けて再度ハサミで切るということをやってました。

無駄になる事なくコツを掴める練習になるので皆さんもぜひ試してみてください。

ラバーカットの方法とコツをご紹介してきましたが、まずはチャレンジしてみましょう!

やってみてもし失敗しても何がいけなかったのか、原因を突き止めて再度挑んでみて下さい。

ラバーがガタガタになってたらラバーの粒に刃負けする鋭利さのない軽い物を使っていたり、内側に刃が向くのなら刃の持ち手を動かし過ぎてたりしてないかなど、失敗のパターンはだいたい決まっていて原因が探りやすいので失敗しても落ち込まずにまたチャレンジしていきましょう!

栄喜シャチ
栄喜シャチ

不器用な私でも出来たので皆さんもぜひ、ラバーカットに挑戦していきましょう!

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