相手の攻撃を捌きつつチャンスを待ち、粘り強い戦術が魅力的なカットマン。
そんなカットマンを支える専用のラケットがいくつか展開されています。
この記事では元卓球専門店スタッフが選ぶ、カットマンおすすめのラケット9選を厳選してご紹介します!
卓球カットマンラケットを選ぶポイント
卓球カットマンラケットを選ぶ際のポイントは主に2点!
そのポイントを踏まえたうえで自分に適したカットマンラケットを選びましょう。
攻撃・バランス・守備の3タイプから選ぶ
カットマンのプレイスタイルにも種類ありガンガン打ちにいく「攻撃タイプ」と、攻守の両立した「バランスタイプ」と、ひたすら守りに徹した「守備タイプ」の3タイプがあります。
攻撃タイプのラケットは通常のカットマンラケットより弾みを求め、強打にスピードを持たせる必要性から特殊素材を使用したラケットや弾みの強いラケットが望ましいです。
プロ選手の中では攻撃用ラケットでカットする方もいらっしゃいますね。
バランスタイプは文字通り、攻守のバランスが取れた戦術としてカットと強打が両立した球持ちの良い木材合板でスピードと回転のバランスの取れたラケットがおすすめです。
守備タイプはカットに安定性を持たせ、相手のミスを誘うことを主観にして戦術のため、相手ボールの威力を抑えつつ打球を安定させる必要性から5枚合板など弾みが抑えられた回転性能のいいラケットが向いています。
初心者は特に守備タイプから始められるとカット技術が安定して上達しやすくなります。
グリップはストレートが望ましい
カットマンラケットを選ぶ上でストレートグリップが望ましいです。
その理由は試合中にラケットをくるくると反転して打ち分ける為にストレートグリップが最適だからです。
カットマンは基本的に相手のミスを誘って得点に繋げる戦術のため、ラケットの面を反転させて回転に変化を加えることでミスを誘いやすくなります。
ラケット反転は少し難しいですが、ストレートグリップであれば反転技術がやりやすくなります。
【2024年最新】おすすめカットマンラケット3選【攻撃タイプ】
攻撃タイプのカットマンラケットは弾みのあるラケットです。
強打に威力を乗せられるカット用ラケットを3つ厳選しました。
松下浩二ZC
カーボン素材が組まれた特殊素材ラケットで弾みが強めのラケットです。
同シリーズで「松下浩二スペシャル」というラケットも特殊素材ラケットがありますが、球持ちの観点から言うと「松下浩二ZC」の方が優れていて、攻撃時の安定性がバツグンです。
松下浩二オフェンシブ
ラケットが硬くほぼ攻撃用と言っても違和感ないくらいに強い弾みがあります。
カット用のラケットとしては弾み過ぎる程なので、弾みが抑えられたラバー(特に粘着ラバー)との組み合わせが最適です。
剛力スーパーカット
ラケット重量が平均105gと非常に重いラケットで扱いが難しいラケットですが、使いこなせれば相手の威力を簡単に抑えることが可能で攻撃時には高威力のボールを打つことが出来ます。
安定したカットと攻撃が出来る優れた1本です。
【2024年最新】おすすめカットマンラケット3選【バランスタイプ】
バランスタイプのラケットはスピードと回転の両立が取れた万能性が特徴です。
バランス性能が特に優れたラケットを3本厳選しました。
松下浩二
トッププレイヤーでも多くの選手が使用しており、ラバー次第でいろんな戦い方が出来る人気のラケットです。
悩んだらとりあえずこのラケットを選んでおけば間違いありません。
デフプレイセンゾー
初心者から上級者まで幅広く使えるカットマンラケット。
安定感がバツグンで回転もかけやすさも特徴です。
コスパも良く、入門ラケットとしてもいい選択肢と言えます。
和の極-碧-
回転・スピード・コントロールのトータルバランスが高く、ブレードサイズとスイートスポットが広い特徴があります。
ラバーを選ばない万能性の高いラケットです。
【2024年最新】おすすめカットマンラケット3選【守備タイプ】
守備タイプのラケットは弾みを抑え回転変化に主点を置いた、まさにカット用のラケットです。
回転性能に優れたカットマンラケットを3本厳選しました。
ディフェンシブクラシック
打球感の良さと安定感が好評なラケットで、相手ボールの威力を簡単に抑えられる点や回転のかけやすさなど、カット用ラケットとして欠点の少なさが特徴です。
安定したカットプレイを望むらならこのラケットは最適です。
松下浩二ディフェンシブ
完全なカット用のラケットとなっており、弾みの少ない板材を使用することで相手ボールの威力を完全に抑えることが出来ます。
回転変化だけで試合に挑むなら強い武器になりえます。
デフプレイクラシックセンゾー
バランスタイプで紹介した「デフプレイセンゾー」の軽量版で、弾みが少なく振りぬきやすさがありとても扱いやすいラケットです。
グリップが空洞となっておりラケットの重心が先端よりとなっているため、大きく振り回すスイングになるほど威力も出しやすくなります。
まとめ
今回はカットマンの中でも3タイプに分けてご紹介しました。
初心者からカットマンとして始められるならバランスタイプや守備タイプのラケットから選ばれると扱いやすさもあり上達の手助けにもなります。
カット技術が安定してきたらラケットの弾みを持たせ攻撃に力を入れたり、相手を翻弄させるラバーの組み合わせなど自分に合った戦術を取りいれてラケットを選んでいきましょう!
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