4月から中学校に進学し卓球部に入部したはいいものの、いざ用具を揃えようとすると「ラケットやラバーの種類が多すぎる!」、「ラバーとラケットの組み合わせがわからない!」…と思う方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような悩みを解決するため元卓球専門店スタッフがおすすめする、卓球初心者や中学生向け低価格ラケットの組み合わせについてご紹介します。
私も初めて買ったときは何もわからず、グリップのデザインだけで選んで失敗した経験があります。
用具選びは慎重に選びたいですね。
おすすめの低価格ラケット組み合わせ【ベスト5】
さっそく低価格ラケットの組み合わせを5つご紹介します!
最も安い組み合わせから人気ラケットラバーセットまで幅広くまとめました。
アミン+フレクストラ
項目 | 商品名 | メーカー | 価格 |
---|---|---|---|
ラケット | アミン | ニッタク | 3,850円(税込) |
ラバー | フレクストラ | バタフライ | 2,200円(税込) |
各卓球メーカーから最安値を選出し最も安い組み合わせとなります。
初心者に必要な性能は確保出来ておりますが、ステップアップすることを考えると少し物足りなさを感じてしまう場合があります。
SWAT+ヴェンタスレギュラー
項目 | 商品名 | メーカー | 価格 |
---|---|---|---|
ラケット | SWAT(スワット) | VICTAS | 7,150円(税込) |
ラバー | ヴェンタスレギュラー | VICTAS | 2,970円(税込) |
セット商品として出品されることが多いこの組み合わせは、性能面から見てずっと使い続けられるコスパの良い組み合わせとも言えます。
ただしSWATは木目が傷みやすいラケットなので、可能であればラケットをニスなどでコーティングしてからラバーを貼ることをおすすめします。
サナリオンS+マークV
項目 | 商品名 | メーカー | 価格 |
---|---|---|---|
ラケット | サナリオンS | ニッタク | 5,500円(税込) |
ラバー | マークV | ヤサカ | 3,520円(税込) |
ステップアップに最適なバランス型のラケットと癖がなくコントロール性能に長けたラバーの組み合わせは基礎固めに最も適したラケットと言えます。
程よい価格で欠点らしい欠点もないため、中学生が使うラケットとして最適な組み合わせです。
水谷隼メジャー+ロゼナ
項目 | 商品名 | メーカー | 価格 |
---|---|---|---|
ラケット | 水谷隼メジャー | バタフライ | 6,050円(税込) |
ラバー | ロゼナ | バタフライ | 5,500円(税込) |
卓球大手メーカー「バタフライ」の人気初心者セットで、あの元日本代表の水谷隼氏が監修したラケットです。
ボールの打球時に生じる微妙なラケット角度のズレを自動で調整してくれる優れたラバーによってラリーを長く続けられる高性能ラケットセットです。
ラバーの性能が良い分価格が高いため片面だけ貼るという選択肢もあります。
トリバス+GTT45
項目 | 商品名 | メーカー | 価格 |
---|---|---|---|
ラケット | トリバス | ニッタク | 8,800円(税込) |
ラバー | GTT45 | アンドロ | 3,850円(税込) |
レベルアップまで考慮した安定重視のラケットと低価格かつ高性能なテンションラバーの組み合わせです。
価格は張ってしまいますが、ラケットとラバーどちらもカラーバリエーションが豊富にあるため周りの注目を集められる魅力的なラケットとなります。
ラケットの組み合わせと相性
ラケットとラバーには相性というものがあります。
弾みの良いラケットに対して弾まないラバーを選んでしまっては性能を生かしきれないラケットとなってしまいます。
例えば卓球ではカットマンという相手の強打に対してひたすら返球し続ける戦い方があります。
そのカットマンに求められるのは弾まないラケットなのですが、弾みの強いラケットやラバーを選んでしまっては戦術として成り立ちません。
そのためラケットとラバーの組み合わせというのは重要なポイントなのです。
難しい話になりますが、打球感やラケット総重量など相性を見る観点はさまざまです。
組み合わせを見極めるのは非常に大変なのでお近くの卓球専門店に聴いてみるのもよいでしょう。
卓球についてあまり詳しくない方に向けて説明させていただきますが、卓球のラケットは2つの要素があります。
木材で構成されたラケット本体とボールを当てるためのラバー(ゴムとスポンジにあたる部分)の2つが合わさることによって卓球ラケットとして使えるようになります。
ここで伝えたいのが、「ラケット本体とラバーが別々に商品がある」ものと「元々ラケット本体とラバーが貼り上がってる商品」の2つあるということです。
「元々ラケット本体とラバーが貼り上がってる商品」はレクリエーション用とされており、試合には使えないラケットになります。
そのため中学生の部活動でも大会に出場することは必然なのでラケット本体とラバーをそれぞれ揃える必要があるのです。
卓球におけるラケットの平均価格
ラケットを選ぶにあたり、皆さんが購入するおおよその金額を平均値にして割り出しました。
また初心者が扱うラケットと上級者が使うラケットでは価格に差がありすぎてしまい、全体平均で見るには目安にならない為、初~上級者ごとの大まかな平均価格をまとめました。
ラケット | ラバー | 合計 | |
---|---|---|---|
初級者 | 3,000~8,000円 | 2,000~5,000円×2 | 7,000~18,000円 |
中級者 | 6,000~20,000円 | 4,000~7,000円×2 | 14,000~34,000円 |
上級者 | 15,000円~ | 6,000~11,000円×2 | 27,000円~ |
初心者用に設計されたラケットやラバーは基本的に低価格です。
また卓球専門店や卓球専門のネットショップなどでは4~6月の期間中に初心者セットとしてセールを開催することが多いため、上記価格帯よりも安く購入することが出来る場合があります。
まず最初に把握しておきたいことは卓球の用具にはお金がかかるということです。
あとで困ることがないよう始めにお伝えておきますが、卓球を始めるにあたって用意する道具はたくさんあります。
ラケットとラバーの他にもラケットを収納するケースやメンテナンス用品、シューズやユニフォーム上下、etc…などたくさん備品を揃える必要があります。
それら全て総計するとおおよそ3~4万円程度かかります。
※なおラバーに関しては高額かつ消耗品のため年間通して費用がかかる商品です。
ですが大会に必要最低限だけに絞れば「ラケットとラバー」、「シューズ」、「ユニフォーム上下」、「ゼッケン」だけとなりますので、ある程度まで費用を抑えることは可能です。
さらにシューズは体育館で使えるものなら何でもOKなのですでに体育館用シューズがある人は新たに買う不要もありません。
費用に関してはざっくりとした算出でありますが、いずれにしてもお金がかかってしまうことだけ注意してください。
中学生向けのラケットを選ぶ基準はコレ!
結論から先に伝えますと安定感があってコントロール性能に優れたラケットとラバーが望ましいです。
卓球というのはラリーが続かないと面白くないスポーツだったりしますので、実は卓球を楽しむためには最初のハードルがけっこう高いのです。
そういった観点からラリーが続きやすい適度な弾みと安定したラケットが望ましいです。
ここで言う適度な弾みというのは自身の力に対してボールが飛ばな過ぎず、飛び過ぎないバランスの取れたラケットを指します。
まとめ(中学生に限らず卓球初心者全ての人におすすめ!)
最安値の組み合わせに限らずいろんな観点から低価格なラケットの組み合わせを選ばせていただきました。
これから卓球を始められる方はぜひ参考にしてみてください。
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